最終話:心が震える瞬間を!
主人公の新米編集者・黒沢心:
中田さんには、才能という価値があります!
悪名高い編集者・安井昇:
才能があるってことと、商業誌でやっていけるかって話は、別でしょうーが。
いつまで言わせるのかね、小熊ー。
主人公の新米編集者・黒沢心:
このバカちん!
新人漫画家・中田伯:
僕は・・僕のためにマンガを描いている。誰かのためじゃない。間違ってますか・・?
看板漫画家・三蔵山龍:
いや、君は君のために描いていい。私たちは常に自由だ、“原稿用紙の上”ではね。
看板漫画家・三蔵山龍:
君が思っているよりも、ずっと世界は広いよ。
看板漫画家・三蔵山龍:
諸君!これより私は!新しいマンガを描く!
構想は持ってきています。ここにいるどの漫画家にも描けない、見たことのないマンガです!
看板漫画家・三蔵山龍:
私の受賞に対し、ベテラン爺の功労賞にすぎないと、たかをくくっている君たちに勝負を挑む!(笑)
看板漫画家・三蔵山龍:
天才も凡人も、年齢も人種も国境も関係ない!必要なのは、面白いマンガが描けるかの一念だ!
私は私を諦めない!今日この日、この場所が、私の新たなる漫画人生のスタートです!
主人公の新米編集者・黒沢心:
重版出来、ありがとうございます!