トルストイ(Tolstoy)
ドストエフスキー、ツルゲーネフと並び、ロシアを代表する文豪。思想家・説教者としても活動。民衆を圧迫する政府も非難し、国家を否定したが、反政府運動であっても暴力は認めなかった。
トルストイの名言集
幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である。
美女が女神だと思うなんて、なんという奇妙な勘違いだろう。
十人十色というからには、心の数だけ恋の種類があってもいいんじゃないかしら。
もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかったろうし、自分というものを知らなかったろう。
愛は生命だ。私が理解するものすべてを、私はそれを愛するがゆえに理解する。
真実だけでできていたなら、歴史はすばらしいものだったろうに。
誰もが世界を変えたいと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。
人生の意義を探し求めようとしない者がいるならば、その人間は生きながら死んでいるのだ。
過去も未来も存在せず、あるのは現在と言う瞬間だけだ。
人間を自由にできるのは、人間の理性だけである。人間の生活は、理性を失えば失うほどますます不自由になる。
人間の真価は分数のようなものだ。分母は自己の評価、分子は他人による評価である。分母が大きくなるほど、結局、真価は小さくなる。
深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。
戦いにおいて最も重要なことは、最後の勝負に勝つことである。
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