2016年4月4日放送、「星野源のオールナイトニッポン」にて、アルバム「YELLOW DANCER」に収録されている「Nerd Strut」「Down Town」「夜」「Friend Ship」についてお話しされていたので、書き起こししました。
「Nerd Strut」に込めた想い
全部、楽器撮りました。でもエレキベース以外です。エレキベースは、細野晴臣さんにやっていただきました。
昔から大変お世話になっていて、でも音源で一緒になるのは初めてで、非常に嬉しかったです。
メロディーとコードだけ決めて、あとはスタジオで編曲していきました、自分で取りながら。なので滅茶苦茶楽しかったですね。
「Down Town」に込めた想い
遊びみたいな感じで作りたいなと思って、ツインドラムにしてみようと思って、カースケさんっていうレジェンドドラマーといつもやってもらってるダイチ君、その二人に。
ダイチ君は、パーカッションみたいなドラムを、細野さんはダンスビートを叩いてもらって、すごい面白いビートになりましたね。
なので歌詞も結構遊んでます。
この「Down Town」の裏テーマ、頭文字を取ったら「DT」になりますよね。「童貞」って意味です。
なので、童貞が車に乗って女の子を口説くのを妄想するって歌ですね(笑)
本テーマはランニングなんだけどね、いろんな要素が詰まっています。
「夜」に込めた想い
行きつけのバーのオネエのマスターがいるんだけども、醸し出す雰囲気がすごく安心して、「いつでもここにいるよ」って感じがして、そのマスターに捧げる歌っていうのが裏テーマです。
表の本線は「ラブソング」という曲です。
「Friend Ship」に込めた想い
僕も2015年は、別れも出会いもありました。
そんな中で、別れは当然寂しんだけど、良い事も一杯あって。
別れとか辛い時がある時って、どうしてもナルシシズムが発生してしまって、そこに浸りたくて、目の前のポジティブなものを見たいようにしてしまう。
だけど、目の前には意外と希望があったりして、そういうものをもっと見たいなと思ったし、もっと素直に受け入れたいなと思って、そんな想いを込めつつ、この曲を作りました。