ライアーゲーム(LIAR GAME)
正直すぎる主人公、神崎直が「LIAR GAME」(嘘つきゲーム)という大金の動く ゲームに巻き込まれ、追い詰められながらも、少しずつ変化し、成長していくストーリー。
手に汗握る心理戦、頭脳戦の数々が展開され、心理学や数学、分析学を用いてスタイリッシュに描いていく。
ライアーゲームの名言
いや、人は疑うべきだよ。
多くの人は誤解しているけれど、人を疑うこととは、つまりその人間を知ろうとする行為なんだ。
『信じる』その行為は紛れもなく高尚な事だ。
しかしね、多くの人間が『信じる』の名の下にやっている行為は実は、他人を知る事の放棄。
それは決して『信じる』行為ではなく無関心。無関心こそ疑うよりはるかに忌々しい行為である事に多くの人間は気づいていない。
完璧な思考停止、究極の無関心状態だ。
疑う事は決して「悪」じゃない。本当の「悪」は、他人に無関心になることなんだ。
お前言ったよな。
大金が手に入るなら、人は平気で嘘をつくと。だったら、その言葉も嘘なんだろ?