第9話:成るか!?初連載!
副編集長・五百旗頭敬:
今まで生きてきた時間を計りに掛ける。成功と失敗、どちらが多いのか・・
副編集長・五百旗頭敬:
善い行いをすると運を貯められる。そんなおとぎ話を守る理由は、計りを傾けたいからだ。
正しい道を選べるように・・少しでも運を味方に出来るように・・
副編集長・五百旗頭敬:
作家は雑誌の奴隷じゃありません。作家の才能は、作家自身のものです。
副編集長・五百旗頭敬:
今まで沢山の作家を見てきた。“これだ!”と思える作家はごく僅かだ。奇跡みたいなもんだ。
奇跡みたいに出会えた相手を、ダメにしてしまう方がよっぽど辛い・・
副編集長・五百旗頭敬:
いつだって考えている。正しい道を選べているか。自分の選択はエゴじゃないのか。
正しい編集者とはなにか・・いまだに迷っている。
副編集長・五百旗頭敬:
別れた妻に言われたことがある。
「あなたはいつも理性的で・・それが哀しい」
主人公の新米編集者・黒沢心:
(連載を)終わらせるのなら、ファンの人がこれまで「つの姫」を読んできて良かったと思えるような、そんな最終回をつくりましょう。
いい加減なたたみ方は、許しません!
「つの姫」の最終回まで、先生と一緒に走らせてもらいます。
主人公の新米編集者・黒沢心:
宝石を抱いてる気持ちです♪
副編集長・五百旗頭敬:
宝石にするか、石にするか、お前次第だぞ。
主人公の新米編集者・黒沢心:
弱くて小さい人間だからこそ、必死で抗うんです。
弱いからこそ必死で、恐怖という支配から自由になろうとするんです。
誰もが日々、何かと闘っています。
新人漫画家・中田伯:
生きてて・・よかった。生まれてきて良かった。
icon-arrow-right 最終話:心が震える瞬間を!