ドラマ「世界一難しい恋」
第3話 恋愛スイッチオン
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
温もりなら、人間に求めてください。
犬を買うと結婚が遅れるのは有名な話です!
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
犬を飼ってなくても遅い奴は遅いじゃないか!
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
..それは私のことですか!?(怒)
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
気持ちを知らないから二人になっても平気なのです。
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
恋愛とは、“好きになるか”“なられるか”のどちらからしか始まりません。
好きになった方は、勝手に恋がスタートしますが、好きになられた方は相手に気持ちを伝えられなければ動きようがありません。
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
相手のスイッチを入れるためにも伝えなければなりません。
..社長のお気持ちを。
超マイペース女・柴山美咲:
人の価値観は様々です。
現在1位の会社より、これから1位になる会社で働くほうが、私は好きです。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
宮崎駿先生は、スタジオジブリという会社で、トトロやラピュタ、紅の豚を創った。
俺が鮫島ホテルズで、五ヶ所のホテルを運営してることと状況一緒だ!
まぁもちろんスタジオジブリが好きな客もいるが、大半は個々の作品。
つまりそれを創った作者を愛してるんだ。
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
…。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
俺が手掛けたホテルを愛してやまない奴は、俺のことも愛してやまないことになる。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
お前は人に好きと言う時に、恥ずかしさを覚えないのか!?
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
もちろん恥ずかしいです。
でもその恥ずかしさを乗り越えていただく以外に方法はございません。
ステイゴールドホテル社長・和田英雄:
恋愛に役職の壁なんて誰が作った?
好きになた女がたまたま部下だったの何が悪いんだ。
俺達は社長である前に、一人の男なんだよ。