ドラマ「世界一難しい恋」
第8話 新たな恋は秘書?
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
不思議だ..美咲さんには(キスが)出来る気がしなかったのに、お前には簡単に出来そうだ..
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
当然です。それは社長が私のことを好きではないから。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
木綿豆腐に顔をくっ付けるもんだ..
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
せめて絹ごし豆腐にしてください!
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
厚揚げじゃないだけ、感謝してくれ。
ステイゴールドホテル社長・和田英雄:
君の唯一尊敬するところは、あんな魅力的な秘書を長年そばに置きながら、間違いを起こさなかったことだ。
専属運転手・石神剋則:
ゲーテがこんなことを言っております。
「愛する人の欠点を愛することが出来ない者は、真に愛してるとは言えない。」
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
俺は8年かけて気づいてしまったんだ。
お前ほど、俺に安らぎを与えてくれる女はいないことに。
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
社長。失恋の寂しさ、惨めさを身近な者で埋めるのは辞めてください。
鮫島ホテルズ秘書・村沖舞子:
弱い自分に向き合って、そこから本当に好きな人に立ち向かってください。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
俺は自分の欠点を認めずに生きてきた。
俺が認めていないものを、美咲さんが認められるわけがない。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
物事を強引に進めるのは、会社のトップとしては長所であるが、恋愛に関しては短所だ。
鮫島ホテルズ社長・鮫島零治:
僕は..君だけのコンシェルジュだ。