(ドア1枚挟んで2人がメールを打ち合うシーン..)
主人公・森山みくり:
賞与、ありがとうございます。
きいていいですか? どうして私にキスしたんですか?
プロの独身男・津崎平匡:
・・
主人公・森山みくり:
・・
プロの独身男・津崎平匡:
今日はちゃんと先に寝てください。
主人公・森山みくり:
好きの嵐が・・。私の中の平匡さん旋風が・・
プロの独身男・津崎平匡:
今は死にたくない。今晩帰るまでは死にたくない。
プロの独身男・津崎平匡:
自分が決めつけられるのは嫌なくせに、人は偏見を持ってしまうのでしょう・・
主人公・森山みくり:
従業員としてなら簡単言える言葉が、どうして言えなくなるんだろう・・
主人公・森山みくり:
「穴があったら入りたい」とはこのことで、地球の裏側まで掘り進めたい気持ちでいっぱいで。
消えそうな付きの夜、わたしは303号室から逃げ出したのでした。
プロの独身男・津崎平匡:
どんな突拍子がなかろうと、イマジネーションは現実を変える力があると思います。
プロの独身男・津崎平匡:
あ、すみません。勝手に触ってしまって。
主人公・森山みくり:
触っていいんです。平匡さんだからいいって思ってるのに、どうして分かってくれないんですか。もう嫌だ。