主人公・森山みくり:
プロの独身って?
プロの独身男・津崎平匡:
端的に言えば「平穏」です。それ以上でもそれ以下でもありません。
- 刺激よりも平穏を愛する。それがプロの独身の極意・・
プロの独身男・津崎平匡:
知らないって怖い。僕はこれまでどれくらいの人を、どれくらい傷つけたんだろう。
プロの独身男・津崎平匡:
職場とは、従業員の努力だけではままなりません。雇用する側も努力しないと。
主人公・森山みくり:
醸し出しましょう、新婚感。
プロの独身男・津崎平匡:
出しましょう、親密感。
プロの独身男・津崎平匡:
僕たちの罪悪感は..僕たちで背負うしかないじゃないでしょうか。
僕たち二人で..
みくりの伯母・土屋百合:
甘い!人生が予定通りにいくのなら、私は27歳で結婚していました。
小言おばさんやセクハラおばさん呼ばわりされているのを、誰が想像していたでしょうか?
平匡の上司・沼田頼綱:
仕事の半分は「仕方がない」でできている。
みくりの伯母・土屋百合:
残りの半分は?
平匡の上司・沼田頼綱:
「帰りたい」
主人公・森山みくり:
変わったんじゃないよ。気付いただけだよ。
バーのマスター・山さん:
人間は悲しいかな。見返りが欲しくなる生き物なんだよ。特に恋愛に関しては。
バーのマスター・山さん:
自分がかけた愛情と同等の愛情が返って来ないと不安になる。
愛情がなくても、同党の見返りがあれば満たされることもある。お金だとか。せいかつのあんていあとか。
バーのマスター・山さん:
でもね、想いが強いほど耐えれなくなるんだ。
俺ばっかり、あたしばっかりが積もりに積もって、関係は終わりを迎える。
みくり& 津崎:
あと一駅..あと一駅..
あと一駅..永遠に着かなければいいのに..
プロの独身男・津崎平匡:
プロの独身とは、人を簡単に好きにならないし、発展しない。むしろ発展させないことが重要だ。