ニーチェ(Nietzsche)
ドイツの哲学者・古典文献学者。随所にアフォリズムを用いた、巧みな散文的表現による哲学の試みには文学的価値も認められる。
ニーチェの名語録・名言集
孤独な人間がよく笑う理由を、たぶん私はもっともよく知っている。
孤独な人はあまりに深く苦しんだために笑いを発明しなくてはならなかったのだ。
愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ愛の変化である。
私はあなたに助言する。友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな。
経験は、経験に対する欲望のように消えることはない。私たちは経験を積む間は、自らを探求しようとしてはいけない。
男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。
目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
若者を確実に堕落させる方法がある。
違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。
人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである。
人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す。
成熟とは、子供のとき遊戯の際に示したあの真剣味をふたたび見出したことである。
脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り替えていくことを妨げられた精神たちも同様だ。それは精神ではなくなる。
脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り替えていくことを妨げられた精神たちも同様だ。それは精神ではなくなる。
我々一人ひとりの気が狂うことは稀である。しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ。
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