薩摩国の守護大名・島津義久
豊臣秀吉の九州征伐に対する敗戦処理、関ケ原のあとの外交交渉など、薩摩の領主として、島津の家名だけでなく南九州の領地までも守り抜いた島津義久の心に刻みたい言葉・名言を厳選しました。
島津義久の名言集
良いことの五つは真似しやすく、悪いことの一つはなかなかやめられない。
独り言であっても、卑怯な言葉を使ってはならぬ。人の耳は壁についているものである。
侍たちの中で、鉄砲に対して未熟な者は、領地を没収し罪科に処する。
隠し立てしなければ恥ずかしいようなことは、してはならぬ。人の目は天にかかっているものである。
人が罵言雑言したとて、これをそのまま受け取って、咎め立てをしてはならぬ。
家を治めるほどの者は、また、国を治めることもできる。民を憐む者を、君の器と見なす。