TBSドラマ『天皇の料理番』
佐藤健がTBS開局60周年特別企画の連続ドラマで、料理人役に初挑戦する。
大正~昭和期に宮内省(宮内庁)の大膳課主廚長を務めた秋山徳蔵氏がモデル。
2015.4.26 第1話
主人公の長男・秋山周太郎:
この国は法律を持ったけれど、まだまだちゃんと機能してないところも大きい。
男子たるもの、お国に力を捧げたいではないか。
主人公・秋山篤蔵:
これっちゅうもん見つけろって、わし今度こそ見つかった気がするんです。
この度こそ、不退転の覚悟で来てんです!わしは、大日本帝国一のコックになるんですッ!
主人公の長男・秋山周太郎:
篤蔵、お前はいっつもそうだな。
学ぶということが出来ぬ。出来ぬことがあると、すぐに我流を押し出す。
かんしゃくを起こし、挙句の果てには出来ぬことをつまらなぬと置き換え強弁する。
主人公の長男・秋山周太郎:
相場師でも、坊さんでも、つまらぬと思わず、続けていく人は大勢いる。
その人たちは、すべてのことが性に合っていたから続けていたのだろうか。
俺は違うと思う。嫌なこともあるけど、辛抱して、努力して、その中に面白さを見つけてきたのだろう。
お前の性分では、面白い仕事でもつまらない仕事に成り下がる。そういう仕組みになってるんじゃないか。