辰吉丈一郎(Tatsuyoshi Jouichirou)
当時、史上最速で世界王座を獲得。その後も3度の戴冠を果たしたプロボクサー・辰吉丈一郎さん。
一時は網膜剥離により引退を勧告されたものの劇的KOで復活を果たし、今なお現役ボクサーとしてベルトを追い求め続ける。
辰吉丈一郎の名言集
負けていい心を持っている人間は、諦める心も持っているでしょう。そんな人間は勝てんて。
自分もそうやったけど、子供は「勉強もせい、スポーツもせい、片付けもやれ」と言われて全部できるはずがない。
集中できることは一つだけよ。
自分だけが成功したい人間てどんだけおるよ?みんな吐いて捨てる程おんのやから。
でもそこで真面目にまっとうしてる人間がおんねんごく稀に。そうゆう奴が天下取りおんねん。
人間、限界はあると思いますけども、そういうふうに感じたらやめてます。
真っ直ぐに人生のレールが敷かれていたら面白くないでしょ?
ボクが歩いている道は遠回りかもしれないけれど、遠回りにはそれなりの景色があるんですよ。誰も見たことのない景色がね。
失敗したり、自暴自棄になったときに、かわいい自分を守るためにどうすればいいか。
答えは簡単だ。もう1回、チャレンジする。それだけのことだ。
後ろを見て生きるも一生、前を見て生きるも一生。どちらを選ぶか、それは自分の考え方と行動ひとつだ。
リング上の勝ち負けは審判が決めること。
自分で自分をあきらめたときが本当の終わりだと思っている。あきらめなければチャンスは必ずやってくる。
無責任に文句いう奴には「なら、自分らやってみぃ」と言いたい。
到達する地点はいつも自分でしっかりと定めておきたい。
ゴールが分かっていれば右回りで左回りでも、そこを目指せばいいからだ。
最初に言っときますけど、ぼくはバクチは嫌いです。だから自信がなければ言わへん。
何でも決着を付けなければ気が済まないタチやし、物事には常に勝ちと負けしかないと思うてる。
人に、感謝の気持ちを、そのまま返したらダメ。自分で勝って、それから返せばいい。
助けてもらったら、「ありがとう。好きなように、やらしてもらうわ」って走ればいい。勝ったあとで、返せばいい。
逆風が吹いているとき、前に出ようとすると、絶対になにかが変わる。そこには意志があるからだ。
ボクシングは自分のため。家族関係あらへん。
あれこれ望むと、人に助けてもらった恩を忘れるんよ、人間て。
一つでええ。欲しいものは一つ。快感はいらん。チャンピオンになれればいい。あと欲しいもんはない。
なにかを誰かのためにやるというのは、失礼やけど、必ず失敗する。自分のためにやらな。自分で勝つ。
できないことをやろうとするから悩むことになるし、すぐに壁にぶち当たる。
できること、小さなことなら、たとえ困難であってもそれを乗り越えようと考える。その考えと行動が努力というかたちになるわけだ。
もしもプレッシャーがなかったら・・・生きていても面白さは半減してしまうのではないだろうか。
人はプレッシャーがあるから頑張れるのだと思う。
僕は自分の力で変えようとする。絶対に変えるという自信がある。人生に筋書きはいらない。
不安だから、先が見えないからと言って立ち止まっていたのでは、誰も動いてはくれない。
自分の意志を行動で示してこそ周囲も目を向けてくれるものだ。
人はいつか必ず死を迎えるわけで、他人の目や評価を気にして生きても一生、自分の好きに生きても一生。
だったら、思いどおりに生きてみたい。
自分の人生、色を塗るのは、自分だけですからね。自分に惚れる。自分を信じる。それしかないですわ。