横綱・白鵬
モンゴル出身の力士であり、大相撲第69代横綱。右四つ、寄り、上手投げを得意としており、貴乃花および朝青龍とともに「平成の大横綱」の一人に数えられる実力の持ち主。
白鵬の名語録・名言集
馬鹿かと言われるかもしれませんが、強い男の裏には、賢い女性がいる。そんな意味で賢い奥さんに、感謝したいです。
21歳で結婚して..彼女に、いろいろ苦労をかけたと思うし、勝負の世界で生きている私ですから、
帰れる場所があるっていう、そういったものが、この結果にあるのかなと思いますね。
私は決して強い人間ではありません。ただ運があった。その運は努力をしている人間にしか来ないのです。
これまで私は目標とかを言わない方だったけど、はっきり口に出すことで自分に言い聞かせることにしたんです。
そう思わないとこの地位(横綱)はやっていけませんから。
相撲や武道は「心・技・体」が大切だと言われていますが「体・技・心」でもない「技・体・心」でもない。
やっぱり心が一番上です。
体をつくることや技を磨くことと比べて、心を育てるのは難しい。
だけれども勝つためには心が八割、技が二割、体はゼロじゃないかと思います。
相手もみんな厳しい稽古を積んできた関取ですから、横綱とはいえ、ちょっとでも気持ちが弱くなって相手に自分の型に持っていかれたら負けます。
心の置きどころという意味では、私は「流れ」というものを大事にしています。
土俵では無心になり、流れに従って体が動くに任せるのが理想です。
ただ、その「流れ」は土俵の上だけでなく普段から規則正しい生活をすることやルーティンを守ることも一つの「流れ」だし、
細かいことを気にせず、無の境地に達する準備をしておくことも流れ。
蒼き狼の血を受け継いだ私、角界の父である大横綱大鵬と記録に並んだことは約束と恩返しができた。
モンゴル人は強い、努力すればできることを証明した。
15年前に、62kgの小さい少年が、ここまで来たというのは、誰も想像しなかったと思います。
やっぱり、この国の魂と、相撲の神様が認めてくれたから、この結果があると思います。
明治初期に、断髪事件が起きたときに、大久保利通という武士が、当時の明治天皇と、長く続いたこの伝統文化を守ってくれたそうです。
その中で、天皇陛下に感謝したいと思います。