黒田博樹(Kuroda Hiroki)
ヤンキースから移籍し、広島カープに所属しているプロ野球選手。背番号は15で、最速157km/hの速球と、スライダー・フォークなどの変化球を武器としている。
黒田博樹の名語録・名言集
来季については、野球人として、たくさんの時間を熟考に費やしました。
悩み抜いた末、野球人生の最後の決断として、プロ野球人生をスタートさせたカープで、もう一度プレーさせていただくことを決めました。
今後も、また日々新たなチャレンジをしていきたいと思います。
しんどいことでも、それを乗り越えられればその先に何かあるということがわかったし、
だからこそ、きつかった経験をネガティブに捉えるのはもうやめようと思えるようになりました。
1試合1試合を全力で。これが最後の登板になるかもしれない。
「試合を壊してしまえば、一切の信頼を失ってしまう」という危機感は常に持っている。
高校では公式戦で投げた記憶はないです。
でも、それは監督に嫌われているとか、そういうことではなく、単純に実力がレギュラーには程遠かったということです。
そういう時代だったんでしょうね。練習中に水は飲んではいけないと監督が信じていましたから。
みんなよく気絶したものです。自分も川に水を飲みに行きました。
メジャーのボールには自分の生活がかかっているんです。そう思えば、滑るという発想は出てきません。
メジャーのボールはこれって言われたら、これしかないんですから。
やってる間は苦しい事の方が多かったですけど、今こうやっていい決断をできたというのは、メジャーで頑張った自分の勲章だと思っている。
こんなろころでやっていけるのかと思うほど、1年目のキャンプは困ったことだらけでした。
何もかもすべてでした。でも僕らは無理やりここに連れて来られたわけじゃない。自分で決めてここに来たんです。
メジャーでは、いまから考えるとあっという間でしたし、1年1年ここで、生き残っていくための、どうやってここで生き残っていくかを常に考えてやってきたのが、7年間一瞬にして終わったという感じです。
どこまで出来るか分からないですけど、それなりの覚悟を持って日本に帰るわけです。
アメリカでマウンドに上がるのも、日本でマウンドに上がるのも大変な事には変わりはないですし、それなりの気持ちでマウンドに上がりたいと思います。
日本で、そしてカープで野球をすることの方が「一球の重み」を感じられるのではないかなと自分自身で判断しました。
結果がよければ、よくやったと褒めてもらえますけど、悪ければボロかすに叩かれますからね、この街は(NY)。覚悟してやっていますよ。