日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」
低迷するラグビー部と出世の道を絶たれた君嶋の、再起をかけた戦い。主人公と仲間たちが会社内に立ち塞がる大きな壁に挑み、苦しみながら逆境を跳ね返していく!
奇しくもラグビーワールドカップが日本で開催される2019年に、新たな池井戸ドラマが幕を開ける!
ドラマの名言集
サラリーマンに努力賞なんてものはないんだよ。
この世界 正義が勝つんじゃない。勝ったものが正義なんだ。
勝者は喝采を浴びて 敗者は批判にさらされる。ラグビーだろうが ビジネスだろうが それは同じだろ。
ラグビーには こんな言葉がある。「ノーサイド」
試合が終わった瞬間 敵味方の区別はなくなり、互いに健闘をたたえ合うというもの。それがラグビーの精神。
きっとビジネスの世界にノーサイドなんてない。
「見てるだけで痛い」 「ちょっと辞めなって 踏むことないじゃない」
あぁ どう見ても野蛮。ルールもよく分からないし 意味がわからない。
それが 私の目に映る ラグビーの世界..だった。
負けて勝つのよ。
ぶつかるのが ラグビーなんだ。
「私は死ぬ。」ハカで叫ぶ言葉だ。
マオリ語で「私は死ぬ 私は死ぬ。私は生きる 私は生きる。見よ この勇気ある者を。ここにいる男たちが再び太陽を輝かせる。一歩上へ さらにもう一歩上へ。輝く太陽の中へ」
確かにラグビーは危険なスポーツかもな。もしかしたら死ぬかもしれない。
それでも自分たちを応援してくれている仲間がいる。その人たちのために、チームのために、皆 命がけで戦うんだ。
どんな状況でも諦めることなく戦うんだ。私はその姿に無性に引かれる。だからこそ応援せずにはきられない。
君はどうだ?
理由もなく 胸の奥から熱い えたいの知れない使命感が込み上げてくるような..
ラグビーは 喧嘩じゃないんだ。
ラグビーは相手が憎くて ぶつかりにいくんじゃない。仲間のためなんだよ。一緒に戦う仲間のためにぶつかりにいくんだ。
ラグビーっていうのは そういうスポーツだ。喧嘩じゃない スポーツだ。
君たちは今 どん底だ。それをまず自覚しろ。
..そして あとは上だけを見ろ。
ラグビーボールと同じだ。
これから先 どこに転がっていくか分からない。しかし だからこそチャンスもある。
どんなに無様であろうと 泥だらけになろうと構わない。最後にボールを掴んでた奴の勝ちだ。
結果を出すんだ!
15人の選手をどう生かすか。控えの選手も合わせれば 攻撃パターンの組み合わせは何万通りもある。
それぞれの特性をうまく生かせば 15が100になるし、噛み合わなければゼロになる。それが戦略ってやつだ。
何度倒されたっていい。最後に このボールを掴めば 博人の勝ちだ。