紀里谷和明(Kiriya Kazuaki)
人はいつか死ぬ。
そして君を笑う奴ら、苦しめる奴らもいつか死ぬ。そして君を知っている人間は誰もいなくなり、この地球ですらいつかなくなってしまう。
であれば自分の思う通りに正直に生きてもいいのではないだろうか?
性別、国籍、所属、様々な「名前」は安心をもたらすと同時に自由を奪う。
この拘束具に自ら収まる人間がどれだけ多いことか。そして自分の子供や周りの人間にもそれを強要する。
そして人間そのものの美しさは失われ、腐臭を放つ。
テレビや雑誌が言いたくても絶対に言えない真理。
「質素は美しい」
自由を殺すのは恐怖。恐怖の目的は存続。
何のための存続かを見失った時に美が消え失せる。
君が業界に入るのではなく、業界が君を見つけるんだよ。
つまり輝いていなければ見つからない。