堤幸彦(Tsutsumi Yukihiko)
日本を代表する映像作家・映画監督。高視聴率ドラマを連発し今やヒットメーカーと呼ばれる存在。1955年、愛知県生まれ。
堤幸彦監督の名言集
自分は決して芸術家ではないという部分が忘れてはいけない立脚点としてあります。だから、色々なものに挑戦できるのだと思います。
お金を払って観ていただく映画はすべからく商業作品ですし、娯楽度が高いのも映画のひとつの価値だと思っています。
それと同時に、映画はどこかで社会の合わせ鏡だという意識もあります。
どんなにひどく、寂しい状況だったとしても、次の人生を決めるような出会いは必ずあるんです。
悪いことするなって言ってるんじゃない、ダサいことするなって言ってるんだ。
まずは20代のうちに、「これが私です」と言えるものをつくっておけと。そして、どんなにひどく、寂しい状況だったとしても出会いに目を見開いておけと。
仲間と共に街を愛し「何かを伝えよう!残そう」という気概があれば映画作りは可能だということを証明した。
対象と向き合い多角的に考察しその上で見解を出す。
ぼやいていてもしょうがないから明日明るくなれるように、アレ、「明日」は「明るい日」と書くのか、なるほど、今日も悔いなく働くぞっ。
体のパーツを細かく動かしていないと本当に自由に動けなくなる。デジタル撮影が進化すると一日全く動かなくていい。
やる気の源は、どんなことでも「面白れぇー」と思うことです。
悪戦苦闘しているのは、今でもまったく変わらないんです。
生来のあまのじゃくな性格もあって、他の人がつくるような映画はつくりたくないという思いも、いつも持っています。
何でもいい。何かしらのものを見つけられたのなら、棒に振った年月は決して無駄にはならない。
その何かをもとに、それからの10年、20年を自分の足で存分に歩いていけばいい。
自分は芸者であるとも思っています。
芸者はお座敷に呼ばれるために芸を変えていかなければならない。飽きられてしまうから、頭も身体も常に鍛えておかないといけません。
自分の仕事をサービス業だと思っているんです。サービス業ですから、お客さんに喜んでいただかないといけない。