《ローマ帝国》ユリウス・カエサルの名語録・名言集

ユリウス・カエサル(Gaius Caesar)

弱体化していたローマを再び「強者」として復活させ、後の帝政ローマの礎を築いた。圧倒的な民衆人気、数多くの女性遍歴、数多くの武勇伝を持つローマ最大の英雄。

カエサルの名語録・名言集

人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。

わたしは王ではない。カエサルである。

人は喜んで自己の望むものを信じるものだ。

学習より創造である。創造こそ生の本質なのだ。

概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。

率先して死のうとする男を見つけ出すのは、忍耐をもって苦痛に耐えようとしている男を発見するより容易である。

自分は自身の考えに忠実に生きたいと思う。それは、他人も同様だろう。

だから、他人の生き方も認める。そうして、敵が私に再び刃を向けることになったとしても、それは仕方ない。

指示を与える者には責任があり、指示を受ける者には義務がある。

予測されるけれども目に見えない危険は、人の心を最もかき乱す。

人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。

私は助言を愛す、しかし助言者を憎む。

何かを生み出す行動でなければ、行動とは言えない。

苦境は、友を敵に変える。

理性に重きを置けば、頭脳が主人になる。だが、感情が支配するようになれば、決定を下すのは感性で、理性のたち入るすきはなくなる。

始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。

カエサルの妻たる者は、疑われることさえもあってはならない。

身の安寧に汲々としているようでは生きている甲斐がない。

いかなる悪しき先例も、最初は正当なる措置として始まっている。

 

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