幕末の志士たちが残した名語録・名言集

西郷隆盛の名言集

1828年~1877年(文政10年~明治10年) 維新の三傑の一人。薩摩藩出身

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり。
志を貫くためには、玉となって砕けることを本懐とすべきであって、志を曲げて瓦となってまで、生きながらえるのは恥とする。
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず。
世のすべての人からけなされても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな。
世の中で、人からそしられたり誉められたりするといったことは、塵のように儚く消え去ってしまうものである。
思い切ってやりなさい。責任は私がとる。
幾たびか辛酸を経て、志ははじめて固まるものだ。
急速は事を破り、寧耐は事を成す。
誠篤ければ、たとい当時知る人無く共、後世必ず知己有るもの也。
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自から生ず。
正論では革命をおこせない。革命をおこすものは僻論である。

名言集目次


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