《罪と罰》ドストエフスキーの名語録・名言集

ドストエフスキーの名言集

青春は、それが青春という理由だけでもう清らかなのです。

人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。

新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を発することは、人々が最も恐れることである。

「人類に対する愛」という言葉は、自分が心の中でつくりあげた人類に対する、つまり己に対する愛である。

本当に人間はだれでも、すべての人に対し、すべてのことについて罪があるのです。人びとはただそれを知らないだけです。

人間として最大の美徳は、上手に金をかき集めることである。つまり、どんなことがあっても他人の厄介になるなということだ。

人生は苦痛であり恐怖である。だから人間は不幸なのだ。だが今では人間は人生を愛している。それは苦痛と恐怖を愛するからだ。

幸福は幸福の中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中だけにある。

コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。

幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。

文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。

人類の最も偉大な思考は、意志をパンに変えるということである。

私は何か善を行おうと思いながら、そこに喜びを感ずることができる。

また同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも喜びを覚えることもできる。

幼年時代の思い出から得た神聖な貴重なものなしには、人間は生きてゆくこともできない。

堪え忍べ、働け、祈れ、そしてつねに希望を持て。これがわたしが全人類に一度に吹き込もうと願っている真理なのです。

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