第5話の名言集
主人公・桑野信介:
どうせ 人間はいつ死ぬかわからないんですよ。
それに結婚後の災難をどう考えますか?
主人公・桑野信介:
アメリカの人類学者 ヘレン・E・フィッシャーは、動物がつがいを作るのは、子供を育てることが目的で、子供が巣立つ頃にはつがい関係は崩壊してしまうと。
主人公・桑野信介:
これを人間に当てはめると、子供が巣立って 乳離するまでが約4年、その期間だけ愛が持続するようにプログラムされているんです。
実際、夫婦の離婚は4年目が一番多い。
主人公・桑野信介:
ほら 教会の結婚式。牧師に永遠の愛を誓わされるでしょ。
あれは逆に考えれば、過去のほとんどの愛が 無様に短く崩壊してきた歴史の代弁させられてるんです。
主人公・桑野信介:
そして過去の偉人たちも皆 結婚の愚かさをうたっている。
例えばショーペンハウアーは、「結婚とは権利を半分にして、義務を倍にすること」だって言っています。
主人公・桑野信介:
それからもう1人、オスカー・ワイルドは、「結婚とはまさしく相互の誤解に基づくものである」と。
主人公・桑野信介:
ハイネは「結婚 それはいかなる羅針盤によっても、航路を見出すことが出来ない荒海である。」
主人公・桑野信介:
そしてもう1人、アレイヘム、「人は生きて結婚生活に入り、死体となって出てくる。」