春菜ツバメ:
誰かよりも恵まれている。誰かよりも色んな物を持っている。そんな大人の価値観で作ったおかしな物差しを「よかったね」って押し付ける。
子供たちはその大人からもらったピカピカの物差しで背比べを始める。そして横にいるはずの人を勝手に下に見て、見下した人を叩き始めるんだ。
春菜ツバメ:
私がおじいちゃんに教えてもらった物差しには目盛りが三つしかありません。
「嘘をついてはいけません」「人に迷惑をかけてはいけません」「人には優しくしなさい」 それ以外は全部自由です。
雫井彗:
上がれないカイダンも無ければ降れないカイダンもない!
春菜ツバメ:
プラチナだろうがトクサーだろうが関係ない。私達子供の世界に上下の目盛りなんてない。
親から与えられた物差しなんて捨てて、みんなで一緒に考えよう!
油森哲夫:
見た目の不自由より心の不自由だ。みんながやりたいことやれないのが問題なんじゃないかな。
春菜ツバメ:
「どうせ無理」なんて言葉はいつだって学べる。だったら、無理じゃない可能性を、教えてほしい。
金時平男:
情熱や夢は我々の生きる力だ。お前たち若者が、持つべき、育むべき、最大の原動力であり、権利だ!