最終話:宿命の対決が遂に決着!
真一郎の母・香坂真由美:
辞める覚悟があるなら、辞めない覚悟だってあるでしょ?

あなたが辞める時は、僕が辞める時です。
まっ言ってみれば、僕と香坂さんの“絆”ですよ。

あなたは、組織という巨大な怪物に立ち向かえる、小さな巨人なんだ!

警察は組織ではなくなったら、警察ではなくなる。
お前やお前の親父が言う青臭い正義では何も守れないっ。

すべてを犠牲にして、使命と心中する覚悟が必要なんだッ!
覚悟なき者に正義を口にする資格などないッ!!

私はあなたを倒す方法をずっと考えてきた。
あなたが何かを隠していることがわかるまで、ずっと負け続けても構わない。
最後に勝てればそれでいい。

事件を解決するためなら、どんな手も使う。たとえ相手が捜査一課長でもだ。
これはあなたから教わったことですッ。

捜査一課長の正義を見せてくださいッ!

この17年間、一度も言えなかった言葉を心の底から言ってやる。
“ 殺人犯は..逮捕されなければならないッ ”

己を守るためには..戦うしかない。