無敗の剣豪・宮本武蔵の名語録・名言集

宮本武蔵(Miyamoto Musashi )

江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖

江戸時代初期の人だが、現代でさえ大衆的には「剣豪」の代名詞となっている。

宮本武蔵の名言集

我、神仏を尊びて、神仏を頼らず。

千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。

初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである。

構えあって構えなし。

体の大きい者も小さい者も、心をまっすぐにして、自分自身の条件にとらわれないようにすることが大切である。

役に立たぬ事を、せざる事。

心、常に、道を離れず。

恋慕の思いに、寄る心なし。

一理に達すれば万法に通ず。

何れの道にも、別れを悲しまず。

我、事において後悔せず。

観見二つのこと、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、近き所を遠く見ること、それが兵法の要である。

打ち込む態勢をつくるのが先で、剣はそれに従うものだ。

空を道とし、道を空とみる。

人のまねをせずに、その身に応じ、武器は自分の使いやすいものでなければならぬ。

平常の身体のこなし方を戦いのときの身のこなし方とし、戦いのときの身のこなし方を平常と同じ身のこなし方とすること。

多数の人間と戦う時は、こちらが待っていてはいけない。

敵が四方から攻めかかってきても、むしろ、こちらから、一方へ追い回す心で向かっていくべきである。

待っていてはいけない。こちらから強く切り込み、敵の集団を追いくずし、切りくずしていくのである。

武士といえば、常に死ができている者と自惚れているようだが、そんなものは出家、女、百姓とて同様だ。

武士が他と異なるのは、兵法の心得があるという一点においてだけだ。

 

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