ドラマ『偽装の夫婦』
主人公・嘉門ヒロ:
実は私も嫌いなんです。見て見ぬふりと消費税別。
彼(弟子丸)の嫌いな言葉です。
元彼・陽村超治:
じゃ好きな言葉は?
宅配業者・弟子丸保:
世界平和とライス大盛り無料ですっ。
主人公・嘉門ヒロ:
『あんたにはわからないだろ、心配してくれる人が一人もいないまんま生きていくのがどんなことなのか。
ある日ふいに姿を消しても誰も探さず、悲しまれず、これからも周りにはクズばかり集まってくるはずだ。』
三浦しをんの「天国旅行」という本の一節です。
主人公・嘉門ヒロ:
あなた達はこの青年のことを仲間だと言ってるけど、彼が辛い時や苦しんでる時、本気で心配しますか? 彼がいなくなったら、本気で探しますか? 本気で悲しみますか?!
私は…そんなことをした覚えは一度もありません。
主人公・嘉門ヒロ:
あなた達も私の歳になればわかる。
昔一緒に見た映画とか、楽しい思い出を語り合える友達がいることが、どんなに幸せなことか。
主人公・嘉門ヒロ:
この青年は今、本当の友達を探そうとしています。あなた達も見習ったら。
家族は選べないけど、友達は選べるのよ。