ドラマ『偽装の夫婦』
宅配業者・弟子丸保:
ヒロさんは僕にとって理想の正義のヒーローなんですっ。だから…弟子にしてくださいッ。
主人公・嘉門ヒロ:
…。
(心の声)青年、これ以上面倒なことに巻き込まないでくれよ。
宅配業者・弟子丸保:
違法駐車している人がいたんで「辞めてください」ってお願いしたら、たまたまヤクザ屋さんみたいだったもので…
俺もヤクザだなぁって分かった瞬間、見て見ぬふりしようと思ったんですけど…
こんな時、ヒロさんならどうするかなって考えたら…やっぱ逃げちゃダメだなぁって思って!
主人公・嘉門ヒロ:
いやいや、ヤクザだったら私も見て見ぬフリするから(棒)
謎のシングルマザー・水森しおり:
私はそのお友達のことが好きです。だってたくさんの人たちのために一生懸命頑張ってるじゃないですか。
なんとか、みんなを傷つけないように、自分ひとりで重い荷物を背負おうとしているじゃないですか。きっとそれは、その人が選ばれた特別な人だからだと思います。
謎のシングルマザー・水森しおり:
ほら、よく言うじゃないですか。神様は、乗り越えられる人にしか試練を与えないって。
主人公の母の妹・郷田照乃:
魔法を使ってこの世界の真実を暴き出すとかアホみたいなこと言ってるけど、結局あんた現実から逃げてるだけじゃない。
何もできない自分から逃げたって、現実は変わりはしないってっ。