ドラマ『偽装の夫婦』
主人公・嘉門ヒロ:
(心の声)何だよ、ゲゲゲゲゲゲゲ、ゲイって! わたしの青春を返せえええええええ!!
主人公・嘉門ヒロ:
(心の声)そうだ..私には本がある。人生から抹殺しよう、あんなバカ男。本さえあれば、何もいらない。
照乃の息子・郷田天人:
僕はいつか、この世界の真実を暴く魔法を考えて、世界中をアッと言わせるんだからッ!!
主人公の母の妹・郷田照乃:
その前に親孝行して母親をアッと言わせる気はないのかねッ、うちのご長男は。
(主人公のトラウマの話になり…)
元彼・陽村超治:
それで本気出すの辞めたわけ? 本心隠して、目立たない服着て、嘘くさい女王様みたいな笑顔浮かべちゃってるわけ?!
やめなさいよッそんなつまんないこと!!
元彼・陽村超治:
なのに…何よ今のあんたッ!? 今頃、大統領かスーパースターにでもなってるかと思ってたら、こんなに人間嫌いになっちゃってッ。
現実から目を背けて、本の世界に逃げ込んでは、アナ雪のエルザになったつもり!?
元彼・陽村超治:
これから50、60、70、80… ずっと氷の後ろに生きていくのッ?! 「あたしがいたら周りの人間を不幸にする」とか自分で呪いかけてるんじゃないわよッ!!
元彼・陽村超治:
いつまでも自分を牢獄みたいなところに閉じ込めてるんじゃないわよッ!!車はガレージを出て、走んなきゃッ、鳥はカゴから出て飛ばなきゃッ。
自分にかけた呪いは、自分で解くしかないのよッ!!!
主人公・嘉門ヒロ:
「私の大事な人、素晴らしい人、あなたこそ私の人生の最後の1ページ、私の喜び、私の誇り、私の幸せ、たった1時間でもあなたに捨てられたら私耐えられない。」…チェーホフのかもめの一節です。
結婚というのは、そういう人とするもんだと信じてたんです、私は。きっと…もう見つかりませんけど。さようなら…