魯迅(Lu Xun)
小説家、翻訳家、思想家。中国近代文学の偉大な開拓者。中国で最も早く西洋の技法を用いて小説を書いた作家である。
魯迅の名語録・名言集
思い出というものは、人を楽しませるものではあるが、時には人を寂しがらせないでもない。
生活がまず一番だ。人は生活しなければならない。愛情はそれにつれて生まれてくるものだ。
自分で盗賊だと名乗るものは、用心する必要がない。裏をかえせば善人だから。
自分で正人君子だと名乗るものは、用心しなければならぬ。裏をかえせば盗賊だから。
「人生」の長い旅をゆくとき、よくぶつかる二つの大きな難関がある。第一は、「分かれ道」である。第二は、「行きどまり」である。
沈黙しているとき私は充実を覚える。口を開こうとするとたちまち空虚を感じる。
生命の路は進歩への路だ。生命は死を怖れない。死の面前でも、笑いながら、踊りながら、滅びる人間を踏み越えて前進する。
人類というのは寂しいものではない。楽天的なものだ。生命は進化するのだから。
平和というものは、人間の世界には存在しない。
しいて平和と呼ばれているのは、戦争の終わった直後、またはまだ戦争の始まらない時をいうにすぎない。
他人の歯や眼を傷つけながら、報復に反対し、寛容を主張する、そういう人間には絶対に近づくな。
うしろをふり向く必要はない。あなたの前には、いくらでも道があるのだから。
自己満足しない人間の多くは、永遠に前進し、永遠に希望を持つ。
天才なんかあるものか。僕は他人がコーヒーを飲んでいる時間に仕事をしただけだ。
自由はもちろん金で買えるものではない。だが、金のために売り払うことは出来る。
青年時代に悲観していてはいけません。徹底的に戦うのです。