ハワード・シュルツ(Howard Schultz)
悲観的な人間の言うことに従っていたら、何も成し遂げることはできない。
安全な分野で安全なことだけやっていたのでは、たいしたことはできないだろう。
あまり人の通らない道を選ばなければ、新しい会社を設立したり、新しい製品を開発したり、長期的な事業を進めたり、周りの人を励ましてその能力を引き出し、より高い目標を達成することなどできるはずがない。
結局のところ、社員のひたむきな献身がなければ、スターバックスは繁栄することも顧客の心をとらえることもできない。
私が幸運だったことは間違いない。
しかし、私の成功は能力と幸運のたまものであると同時に、忍耐と努力の結果でもあるのだ。
どんなことにも意欲的に取り組んだ。自分に責任を持ち、どんな人からも学ぼうとした。
チャンスは絶対に逃さず、一歩一歩着実に成功への道を切り開いてきたのだ。
会社を組織してみれば、自分一人では何もできないことがすぐわかる。
心から信頼できる協力者、自分とは違う能力を持ち、価値観が同じ人間を発見できれば、強力な企業を築くことができる。
会社の草創期にどのようなシグナルを送り、いかなる価値観を植え付けるかという問題を軽んじてはならない。