【毎週更新】ドラマ『やんごとなき一族』の名セリフ・名言まとめ

どんなドラマ作品?

放送開始:2022年4月21日
放送帯:毎週木曜夜10:00/フジテレビ系

土屋太鳳主演で、こやまゆかりの同名コミックをドラマ化。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公・佐都が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、夫・健太と共に立ち向かい奮闘する様子を描く。脚本は神森万里江、演出は田中亮が務める。

画像出典:公式Twitterより
放送日程
  • 第1話
    アフターシンデレラストーリー開幕

    4月21日放送 視聴率7.3%

  • 第2話
    正妻VS愛人!襲い掛かる非情なる掟

    4月28日放送 視聴率

『やんごとなき一族』の名セリフ①

ナレーション(花江夏樹) ナレーション(花江夏樹)
花江夏樹 この世には、いわば二通りの人間がございます。

金持ちと貧乏人。支配する者と、される者。歴史を動かしてきた「やんごとなき一族」と、歴史に埋もれた「名もなき庶民」。

決して交わるはずもない両者が、一体何の運命のいたずらでしょう?
篠原佐都(土屋太鳳) 篠原佐都(土屋太鳳)
主人公 うちは確かに裕福じゃないかもしれません。でも その分、父と母から沢山の愛情を受けました。

その私が大好きな健太さんに相続を捨てさせてまで、一緒になる訳にはいきません。
深山健太(松下洸平) 深山健太(松下洸平)
名家「深山家」の次男 本心だったら、俺の顔見て言えよ。
深山健太(松下洸平) 深山健太(松下洸平)
名家「深山家」の次男 一緒になったら不幸になる? 俺は一緒にならなかったら、不幸になる。
深山圭一(石橋凌) 深山圭一(石橋凌)
健太の父であり、深山家当主 おかえり。もう逃げられんぞ..
ナレーション(花江夏樹) ナレーション(花江夏樹)
花江夏樹 運命の神様というものは、何故かくも厳しい試練を、愛する二人にお与えになるのでしょう?そんなにも引き離してしまいたいのでしょうか?

ですが一説には、神は乗り越えられる者にしか試練を与えないのだとか。
篠原佐都(土屋太鳳) 篠原佐都(土屋太鳳)
主人公 庶民なめんなよ。
ナレーション(花江夏樹) ナレーション(花江夏樹)
花江夏樹 たとえ ほんの小さな石ころでも、湖に投じれば「波紋」が生じるように、深山家に身を投じた この「名もなき女性」も知らず知らずのうちに、あちこちで「波紋」を生んでいるようです。
深山圭一(石橋凌) 深山圭一(石橋凌)
健太の父であり、深山家当主 「釣り」をしたことがあるか?

釣りの獲物は、わざと泳がせて、泳がせて、袋小路に追い詰める。

もうどうしようもないと悟って、絶望した動物ほど哀れなものはないよ。ハハハハハ..
深山圭一(石橋凌) 深山圭一(石橋凌)
健太の父であり、深山家当主 それまでいかに勇猛果敢であろうと、最後は許しを乞うような目で、こちらを見る。

そこを..ズッドーン!一発で仕留める。それが快感なんだ。
ナレーション(花江夏樹) ナレーション(花江夏樹)
花江夏樹 その辺の小バエに、王たるライオンの生き方を説いても無駄なこと。

ただ一つ、確かなことは、ライオンは目の前のうるさく飛び回る子バエを容赦なく振り払うということです。
深山圭一(石橋凌) 深山圭一(石橋凌)
健太の父であり、深山家当主 あいつらは天からクモの糸が垂らされたと思って必死にしがみつくだろう。

だが、クモの糸というものは、とても切れやすいものなんだよ。

ドラマのイントロダクション

2022年4月から、主演・土屋太鳳さん、そして松下洸平さんが共演する木曜劇場『やんごとなき一族』を放送することが決定しました。土屋さんはフジテレビ系連続ドラマ&木曜劇場初出演にして初主演。また、松下さんと共演するのは今作が初めてです。原作は講談社『Kiss』で連載中の、こやまゆかりさん作の同名コミック。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)されながらも、夫とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”をお届けします。

下町育ちの主人公が嫁ぐことになったのは、江戸時代から400年以上続く名家で、不動産事業を手がけ莫大(ばくだい)な資産を有する一族。一等地に建つ豪邸に住み、一流の品々に囲まれ、華やかな宴(うたげ)を楽しみ…。しかし、これはただの玉の輿(こし)ではありません!誰もがうらやむ豪華絢爛(けんらん)な一族の栄華の影にあるのは、“嫁VS姑(しゅうとめ)”、“本妻VS愛人”の戦いや後継者争い、いまだに残っている“男尊女卑”など、壮絶な試練の数々です。そんな魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく一族にまっすぐに立ち向かう主人公によって、ワケあり一族の本当の姿が次々と暴かれていきます。

今作の主人公で土屋さんが演じる篠原佐都(しのはら・さと)は、母と二人で大衆食堂・まんぷく屋を営む下町育ちの女性。芯が強く、明るい性格で、食堂の看板娘として常連客からかわいがられています。佐都は、松下さん演じる交際中の深山健太(みやま・けんた)からプロポーズされ、それを受け入れます。身分の格差を理由に深山家の親族からは結婚を猛反対されますが、佐都は純朴で庶民的な健太を信じ、駆け落ち同然に入籍。はじめは深山家の旧態依然ともいえる上流社会ならではのしきたりの数々に納得できずにいるのですが、健太の心中に“深山家を普通の家族にしたい”という願いがあることを知り、深山家に入って戦うことを決意します。

佐都を演じる土屋さんは、ヒロインを務めた連続テレビ小説『まれ』(2015年/NHK)や第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した映画『orange-オレンジ-』(2015年)をはじめ、『チア☆ダン』(2018年7月期/TBS)や『今際の国のアリス』(2020年/Netflix)など、数々の話題作で主演を務めてきました。さらに、SIA『ALIVE』日本版MVでは本格的なコンテンポラリー・ダンスを披露したほか、2020年には『ローマの休日』でミュージカルに初挑戦し、昨年公開されたアニメ映画『アイの歌声を聴かせて』では主演声優を務めるなど、多方面で常に挑戦し続けています。土屋さんがフジテレビ系の連続ドラマに出演するのは意外にも今作が初めてで、木曜劇場初出演にして初主演を飾ることになります。コミカルな役からシリアスな役まで、作品によって全く違う顔を見せる土屋さんが、自らの誇りや愛する家族を守るため逆境に立ち向かう主人公、佐都をどのように演じるのかに注目です。

一方、佐都の夫となる深山健太を演じるのは松下さん。400年以上続く由緒正しき名家である深山家の次男ですが、明るく気さくな性格で、教養もあるジェントルマン。独裁的な父・圭一(けいいち)や深山家の慣習に対して幼い頃から嫌悪感を抱いていたため、学生時代に家を出て一人暮らしを始め、深山家とは無関係の会社に就職しました。佐都と出会い、人情味あふれた彼女の家庭に憧れを抱いていて、深山家のことも“家のために誰かが傷つき、犠牲になるようなしきたりや、親族同士の争いごとのない、普通の家族になりたい”と願っています。しかし、佐都との結婚後、父・圭一の策略にで再び深山家での生活を始めることになってしまうのです。

松下さんは、2018年の舞台『母と暮らせば』の演技で第73回文化庁芸術祭の演劇部門新人賞を受賞。翌2019年には連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)で主人公の相手役を演じ、一躍話題となりました。昨年には『最愛』(2021年10月期/TBS)で、主人公に思いを寄せながらも、連続殺人事件の重要参考人として捜査をする刑事役を好演したことも記憶に新しいところです。また、昨年8月には音楽アーティストとしてメジャーデビューするなど、マルチな才能を発揮しています。松下さんが木曜劇場に出演するのは『知ってるワイフ』(2021年1月期)以来1年ぶりで、土屋さんとは今回が初共演。名実ともにいま日本で最も注目される俳優である一人の松下さんが、自らの家族の在り方を変えるため、主人公との夫婦の絆をもとに、二人三脚で奮闘する心優しき青年を丁寧に演じます。

『やんごとなき一族』は、現在『Kiss』(講談社)で連載中の同名コミックが原作。コミックスは9巻まで発刊しています。原作者のこやまゆかりさんは、女性の等身大の視点と、時代を切り取ったストーリー展開、リアルな心理描写が多くの女性読者に支持されている漫画家で、『バラ色の聖戦』(2011年9月期/テレビ朝日)や『ホリデイラブ』(2018年1月期/テレビ朝日)などの作品が映像化され話題になりました。脚本は、『相棒』シリーズ(テレビ朝日)や『この恋あたためますか』(2020年10月期/TBS)を手がけた神森万里江さん。主人公の嫁ぎ先となる大富豪一族の華やかさと、その中に秘めた泥臭さをリアルに描きます。また、演出を務めるのは『コンフィデンスマンJP』シリーズや『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年7月期)、『イチケイのカラス』(2021年4月期)など数々のヒットドラマを手がけた田中亮監督。医療ドラマからコメディードラマまで、幅広く手がける田中監督のこだわりの演出にもご期待ください。

大切なものを守るべく、敵だらけの魔窟に飛び込み、高い壁に真正面から挑む佐都たちの姿は、見る人に勇気を与えること間違いなし!ハッピーエンドのその後を描く、新時代の“アフター・シンデレラ・ストーリー”に、ぜひご期待ください。

原作との違いは?

 4月21日(木)に放送されたドラマの第1話では、佐都が池に溺れる子どもを助ける場面など原作コミックスには存在しないシーンも追加された。健太が佐都のおでこにキスをしたりお姫様抱っこをするシーンも原作にはないものであり、土屋太鳳と松下洸平が演じる佐都と健太の仲睦まじい様子はSNSで反響を呼んだ。

理不尽なことも体験しながらも健太と共に暮らすため、そして深山家の一族を変えるために奮闘する佐都。彼女にとって誠実な健太の存在は心の支えとなっていることは間違いないはず。

作中では佐都が深山家の一族と交流する様子が多く描かれるため、佐都と健太の新婚生活が描かれる場面はさほど多くはない。ゆえにふたりが愛を確かめ合う姿から、まるで実際に佐都が感じているかのように、夫婦で過ごす時間の貴重さや価値を感じることができるだろう。

タイトルとURLをコピーしました