ドラマ「不機嫌な果実」
稲垣吾郎、栗山千明、市原隼人、高梨臨、橋本マナミ、成宮寛貴を迎えて、金曜の夜に<大人の泥沼恋愛劇>を繰り広げる。
原作は傑作不倫小説と言われた林真理子の「不機嫌な果実」。
名言集 目次
第1話 妻たちの恋…

30は過ぎたといえ、私はまだまだいけるはずだ。
肌もカラダも手間ひまかけた分だけちゃんと応えてくれている。

夫に最後に抱かれたのはいつだろう。
..2年前? いやもう3年になるかもしれない。
艶やかな肌と成熟した肉体にこの仕打ち..つくづく思う、私は損をしているのではないだろうか。

ホントに不倫する人達って、最低。
どれだけ人を不幸にしてるかなんて考えてないんだから。

稼ぎの良い夫、可愛い息子、なに不自由のない絵に描いたような暮らし。
それでいい。
愛なんて、他の男にもらえればよい。

男なんて信じられない。もう女も信じられない。
もしかしたら、自分自身のことだって…

今日は少し酔ったふりをして、キスぐらいしてあげても良いかもしれない。

もし麻也ちゃんが結婚してなかったら、僕は今すぐもう一回アプローチしちゃうね。

男も女も、なにかと理由を付けてはルール違反をする。
愛だの恋だの、別れるなら結婚なんてしなきゃいいのに。

経済力だけで決めた結婚。
割りきってはいるけれど、一人の男に縛られる人生なんて、つまらない。

“会いたい”
想いをストレートにぶつけられることが、これほど心地よいものだとは。

僕は君みたいに夜遊びできる身分じゃないからさ。

ねぇ、いま僕がなに考えてるかわかる?
悪いこと考えてるんだ。
“このまま麻也ちゃんを帰したくない”それっていけないことだよね?