さだまさし
何かに感謝しなくても最低限食えてしまう、生活できてしまうっていうのは恐ろしいことですね。
みんな、今の自分がどれだけ恵まれているか、豊かなのかわからなくて、疑問を持たなくなった。
貧しさを知らなければ、本当の意味での豊かさはわからないと思うんですよ。
「未来」という時空間は、「今とても想像もできないような”素敵なこと”が起きる可能性のある時空間」なのです。
今どのような悩みや苦しみを抱えていたとしても、たとえ幾つになっても、”明日”という日が来る限り、「未来」には今日想像もできないすばらしいことが起きるのだと信じてください。
自分の謙虚さを計る物差しとして「神様」は存在する。
「このような仕事をさせてくださってありがとうございます」と頭を下げられる人のところに「神様」は降臨するのだと僕は思います。
だって「これは自分がやったんだから、すべて自分の力なんだ」と思える人に神様は不要です。