《ノーベル文学賞》ロマン・ロランの名語録・名言集

ロマン・ロラン(Romain Rolland)

戦争反対を世界に叫び続けた理想主義的ヒューマニズム・平和主義・反ファシズムの作家として知られる人物。1915年にノーベル文学賞を受賞。

ロマン・ロランの名言集

英雄とは、自分の出来ることをした人である。

ところが、凡人はその出来ることをしないで、出来もしないことを望んでばかりいる。

人生は人間が共同で利用するブドウ畑です。一緒に栽培して、共に収穫するのです。

愛は信頼の行為である。神が存在するかしないかはどうでもよい。信ずるから信ずるのである。愛するから愛するのである。たいした理由はない。

決して誤ることのないのは、何事もなさない者ばかりである。

真の偉大さは喜びの中でも苦難の中でも楽しむ力があることで見分けがつく。

恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。

いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。

少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかしあまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる。

人生は往復切符を発行していません。ひとたび出発したら、再び帰ってきません。

国家は祖国ではない。それを混同させるのは、それによって儲ける連中だけだ。

富の中でもなお健全な心情を保ちえる女性は、百万長者が天才を有すると同じく一つの奇跡である。

今日の新聞・雑誌は嘘の巣窟だ。そして読者の十中八九までが、嘘にまるめこまれる可能性がある。

悪徳は、習慣が始まるところに始まる。習慣はサビである。それは魂の鋼鉄を蝕む。

私は世界に二つの宝を持っていた。私の友と私の魂と。

誰でも幸福について語るが、それを知っているものは少ない。

生き、苦しみ、戦うことだ。苦しみと、戦いと、雄々しく耐えていくことによってのみ、一個の人間になれる。

愛はそれが自己犠牲であるときのほかは、愛の名に値しない。

 

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