幕末の奇人・吉田松陰が残した格言・名言集

吉田松陰(よしだ しょういん)

奪うことができないものは志である。滅びないのはその働きである。

 

道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない。

 

人を観察するのは、その人の目によってするのである。

胸のなかが正しいか、正しくないかは、瞳がはっきりしているか、暗いかによってわかるものである。

 

学問とは、人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ。

 

世の中には体は生きているが、心が死んでいる者がいる。反対に、体が滅んでも魂が残っている者もいる。

心が死んでしまえば生きていても仕方がない。魂が残っていれば、たとえ体が滅んでも意味がある。

 

英雄はその目的が達成されないときには悪党や盗人とみなされるものだ。

世の中の人から馬鹿にされ、虐げられたときにこそ、真の英雄かどうかがわかる。

 

満開となれば、やがて花は落ちる。太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる。人は壮年を迎えれば、やがて老いていく。

百年の間、必死で勉強すべきであり、ゆったりとくつろぐ暇などない。

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