【京セラ社長】山口悟郎の仕事に役立つ言葉・名言集

京セラ社長・山口悟郎

問題点に気づくことで、解決策も自然に出てくるし、それが仕事になる。成果が出れば励みになっていく。

 

営業とはすぐに結果が出ないものだ。

取引条件に辿りつくまでに人間関係を築くことが重要だから、投げ出さずにコツコツやるしかない。相手から無理だと言われても、なんとか一杯飲めるような関係にする。それだけで3年かかったこともある。

だが、関係をつくるのが目的ではない。相手側のメリットを探っても、こちらの部品の性能が相手の要求水準に達していなければ意味はない。

 

京セラでは、目標に対して100%達成するということをかなり厳しく言う。

それも月次で毎月の目標を達成しなければならない。それを12回やれば、1年間の計画を達成できる。

 

京セラは確かに大企業だが、実際は事業体ごとの中小企業の集合体で、それぞれは零細企業と言ったほうがいい。

だからこそ、安く買うことを一生懸命に繰り返しているのだ。

 

創業者が一代でつくった会社で、お金に苦労してきた。

手元資金はある程度こだわって持っておきたい。内部留保が多いといわれるが、リーマン・ショックのような事態があっても乗り切れる。

景気の良いときも悪いときも、手元資金があれば長期的な視野に立って経営を進めていける。

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