【完全版】儒学の大家『孟子』の本質を突いた格言・名言まとめ

基本プロフィール

戦国時代中国の儒学者。儒教では孔子に次いで重要な人物であり、そのため儒教は別名「孔孟の教え」とも呼ばれる。あるいはその言行をまとめた書『孟子』。性善説を主張し、仁義による王道政治を目指した。

『孟子』の格言・名言まとめ①

世の中のことはすべて、時とともに移り変わって一定しない。栄枯盛衰も一時限りである。
 
立ち去る者はあえて引きとめず、道を求めてくる者は、だれでも受け入れる。去る者は追わず、来る者は拒まず。
 
人の上に立つ者は、叱る時は人のいないところで叱り、ほめる時は人前でほめるのがよい。
 
自分で自分を尊重せず、軽々しい言動をしたり、修養を怠ったりしていると、必ず人からも侮られるようになる。
 
天、即ち自然の道理に従う者は存続してゆけるが、自然の道理に逆らう者は滅亡する。
 
仁者は、常に深い愛をもって人と交わるから敵というものがない。
 
書物を読んでも、批判の目を持たずに、そのすべて信じてしまうなら、かえって書物を読まないほうがよい。
 
天は、大任を任せて大丈夫な人物かどうかを試すために、まず困難を与えて、その心を苦しませてみるのだ。
 
他人を思いやる心こそ、人の心である。道徳にかなった行動こそ、人の道である。
 
夫婦間にも、礼儀や遠慮が必要である。
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