【政界の怪物】田中角栄の本質を突いた名語録・名言集

田中角栄

偉くなるには大将のふところに入ることだ。大将は権力そのものだ。

だから、そのふところに入れば、あらゆる動きがすべて見える。それがわかればムダな手間がはぶかれ、ボタンのかけ違いもなくなる。

 

僕は運だけでここまで来た。人間の一生というのは、結局、運だ。

実力があり、いくら自分が自負してもダメなものはダメ。努力、努力。努力と根気と勉強。こういったものが、運を捕らえるきっかけになる。

 

約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。

 

確かにノーというのは勇気がいる。

しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。ノーとイエスははっきり言ったほうが、長い目で見れば信用されるということだ。

 

この世に絶対的な価値などはない。ものはすべて比較だ。

外国人は物事を白か黒かと割り切ろうとするが、娑婆はそれほど単純じゃない。黒と白との間に灰色がある。どっちとも言えない。真理は中間にある。

 

世の中は真理戦争の渦の中にある。

俺は性格もあるが、若い奴にネチネチとやるのは大嫌いだ。叱る時でも、次の人に会った時は忘れている。ションベンに行ってきたら、忘れている。水に流してしまう、ということだ。

 

人生は、すべて『間』だ。

お前みたいに一本調子、直進しようとするだけでは何も前に進まない。『間』の取れない奴はどうしようもないぞ。

 

話をしたいなら、初めに結論を言え。

理由は、三つに限定しろ。世の中、三つほどの理由を挙げれば、大方の説明はつく。

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