スナフキン(Snufkin)
トーベ・ヤンソン原作「楽しいムーミン一家」に登場するキャラクターの一人。 自由と孤独、音楽を愛する旅人。
スナフキンの名言集
君たちも大人になればわかるさ。ある意味で、大人は子どもよりももっと子どもみたいになることがあるんだよ。
ぼくは磁石なんか信用したことがないね。磁石は方角にたいする人間の自然な感覚をくるわせるだけさ。
この世にはいくら考えてもわからない、でも長く生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。
世の中にはね、思い通りになってくれない相手の方が多いんだよ。
おべっかばかりを使って友達になろうとするやつも同じくらい多い。僕はそんなやつは大嫌いさ。
人間もみんなに怖がられるようになると、あんなに一人ぼっちになってしまうのさ。
なぜみんなは僕を一人でぶらつかせといてくれないんだ。
もしぼくがそんな旅のことを人に話したら僕はきれぎれにそれを吐き出してしまってみんなどこかへ行ってしまう。
人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。
でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね。
人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ。
僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。
何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。
そして立ち去るときにはそれを頭の中へしまっておくのさ。
そのほうがかばんをうんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからね。
お前さん、あんまりお前さんがだれかを崇拝したら、本当の自由は得られないんだぜ。
有名になるなんてつまらないことさ。はじめはきっとおもしろいだろう。
でもだんだんなれっこになって、しまいにはいやになるだけだろうね。メリーゴーランドにのるようなものじゃないか。
あんまり大袈裟に考えすぎない様にしろよ。何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ。
もっと意気地のない弱虫は、自分のした悪いことを隠して人を騙すことだよ。
いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ。
本当の勇気とは自分の弱い心に打ち勝つことだよ。
包み隠さず本当のことを正々堂々と言える者こそ本当の勇気のある強い者なんだ。
つまらん意地を張って、優しい仲間を失うことは、美しい宝石をなくすよりも悲しいことだよ。
君は今日一日ムーミン谷に笑いを与えたんだ。ムーミン谷は今日一日何となく楽しい。それは君のおかげだ。
どこにもなかったら、自分で作ったらどうだい?できるかどうかはやってみなければわからないんじゃないかな。
飢えを知ってればこそ、僕は二度とそうなりたくないと努力するだけだよ。
「そのうち」なんて当てにならないな。いまがその時さ。
大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ。
それはいいテントだが、人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。
すててしまえよ。小さなパンケーキ焼きの道具も。ぼくたちには、用のなくなった道具だもの。
ありがとう。でも、いまも考えたんだけどもちものをふやすということは、ほんとにおそろしいことですね。
人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。
でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね。
出来るさ。僕は世の中全ての事を忘れたいと思っているくらいなんだ。