ミラン・クンデラの名言②
愛とは「たえざる問い」のことだからだ。そう、私はそれほどよい愛の定義を知らないのである。《笑いと忘却の書》
私は出会いと言うのであって、交際とも、友情とも、協力とさえも言わない。出会いとはすなわち、燦めき、閃光、偶然のことである。《出会い》
小説を創作するとは、あい異なるさまざまの感情の空間を並置することであり、そして私の考えでは、それこそ小説家のもっともたくみな技巧である。《小説の精神》
女って愛情なしには生きていけない。もし平気でいられるとしたら、そんなのは女じゃない。
どうして隠す必要がありましょう、家に愛がなかったから外に愛を求めたの、どうせ捜したって見つかりゃしなかったけど。《冗談》
どうして隠す必要がありましょう、家に愛がなかったから外に愛を求めたの、どうせ捜したって見つかりゃしなかったけど。《冗談》
政治家はジャーナリストに左右されている。だが、ジャーナリストたちは誰に左右されているのか?彼らに給料を払う連中にである。
そして彼らに給料を払う連中というのは、広告を出すために新聞のスペースやラジオの時間を買いとる広告代理店のことである。《不滅》
そして彼らに給料を払う連中というのは、広告を出すために新聞のスペースやラジオの時間を買いとる広告代理店のことである。《不滅》
ある社会が根拠のない暴力や悪意を吐き出すのは、その社会に悪の、悪の支配の真の経験がないからだということだ。《出会い》