アルベール・カミュ
フランスの小説家、劇作家、無神論的実存主義哲学者
アルジェリア生れ。フランス人入植者の父が幼時に戦死、不自由な子供時代を送る。高等中学の師の影響で文学に目覚める。アルジェ大学卒業後、新聞記者となり、第2次大戦時は反戦記事を書き活躍。1942年『異邦人』が絶賛され、『ペスト』『カリギュラ』等で地位を固めるが、1951年『反抗的人間』を巡りサルトルと論争し、次第に孤立。以後、持病の肺病と闘いつつ、『転落』等を発表。1957年ノーベル文学賞受賞。
カミュの名言集
「絶望に慣れることは、絶望そのものより悪いのだ。」
「みんなこいつを自分の中に飼っている。ペストだ。」
「誰ひとり、そう この世界の誰一人として、ペストから逃れる者はいない。」
「実際、天災はよくあることだが、それが自分の頭上に降りかかってきた時には、そう簡単い信じられないものだ。」
「ペストや戦争がやって来る時、人々はいつも同じように無防備な状態にあった。」
「ペストが我が市民に 最初にもたらしたのは追放状態だった。」