ソウルシンガー・忌野清志郎
ロックンロールの伝道者として、独自の表現スタイルや華やかな存在で多くの人を魅了した忌野清志郎。亡くなっても、出演番組やライブ映像は今なお繰り返し放送され続けている。
忌野清志郎の名言集
悪いけど俺はゴメンだ。スターはもううんざりだ。全部インチキだ。誰もスターじゃない。みんな人間なんだということを理解するべきだ。
現実は思っているよりひどいもんだ。それが20世紀の常識であった。でも俺にとってはこの世のパラダイスだ。生きていることそのものがラッキーだ。
これから、もっと厳しくなると思うんですよね、自己責任。大人がね、おかしくなっていると思うんですよ。
自分の夢を実現させるためにはおとなしくしてちゃダメだ。主張するんだ。俺はそれを知っているんだ。
ぼくはいつでも、一生懸命歌を作ってるんだよ。才能があるから歌が出来ると思ってるのかも知れないが、それはちがう。作っているんだよ。
今日と明日と明後日のことぐらいを考えていればいいんだよ。
たった一曲だって、他人に最後まで聴かせるということは、結構すごいことなんだ。音楽に限らず、映画だってマンガだってお笑いだってね。
日本語はロックにならない。英語じゃなきゃダメだって言い切ってた奴らがいたじゃん。そんなことないのね。日本語にだってリズムがあるし、ロックになるんだ。
大人になると人生がつまんなくなっちゃうって思ってる方が、若者の中にもすごく多いと思うんですけど、そんなことはないです。
楽しいことは、みんないい事だとは思わないか? つまらないことは、罪悪だとは思わないか?
勝負をしない奴には勝ちも負けもないと思ってるんだろ? でもそれは間違いだ。勝負できない奴はもう負けてるんだよ。
その言葉の持ってるリズム感、そういうことの方が全然大事なんだよね、ヴォーカリストには。言葉1個1個のリズムね。
どんな顔の人だって輝くときはとてもいい顔だ。どんな美形だってつまらない人間では、それほど美しくもないぜ。
こむずかしい理屈をこねたりしてる歌なんて、最悪。単純なラブ・ソングこそ、最高なのに。
もしも自分の心の中に信念というものがあるのなら、どんな相手にも立ち向かえるはずだ。
どんな悲しい事だって、明るい陽射しの中にあれば暗い夜の中にあるより、悲しくはないはずだ。
勇気を出せよ、君の人生だろ。