主人公・鷲津政彦:
我々をハゲタカと呼ぶなら..自分が食い荒らされるたけの腐った肉だって事を自覚しろ。
あんたに被害者面する資格はない。
主人公・鷲津政彦:
バブル景気に浮かれ、銀行の過剰融資に溺れ、目先の欲に目がくらんだ。
日本をここまで腐らせたのは、あんたのような無能な経営者だ!
ホライズン・佐伯宗徳:
この国のメディアの特徴だよ。叩きやすい奴を叩くのは。
主人公・鷲津政彦:
情報収集と迅速な行動がビジネスの要ですよ、芝野さん。
ナレーション:
その人は言った..今の多くの日本人は、覚悟を忘れているのだと。
企業も人も、立ち直るためには大きな痛みに耐えなければならないのだと。
三葉銀行・芝野健夫:
銀行がやってきた事のツケを払う番が、私自身に回ってきたという事だけです。
外資のハゲタカを批判しながら、そのハゲタカに狙われるほど、この国を腐らせたのは我々ですから。
みやびホテル・松平貴子:
ハゲタカの餌に成り下がるか、その翼を利用して羽ばたくかは、私たち次第ですから。
三葉銀行常務・飯島亮介:
表と裏合わせて、三葉銀行はこの国の経済を支えてきたんや。
汚い事と言われてもわしのやってきた事は、三つ葉の人間としては当然の事やし、誇りに思うとる。
主人公・鷲津政彦:
死ぬ事以外かすり傷だ!売国奴で結構!