ジェフ・ベゾス(Jeffrey Bezos)
Amazon.comの共同創設者・CEO、取締役会長、社長。世界有数の資産家であり、フォーブスの長者番付によると2014年時点で320億ドルの資産を有する。
ジェフ・ベゾスの名言集
成功の秘訣は、他社の動向に気を取られないことだ。
失敗しても後悔しないのはわかっていた。しかし、試さなかったら後悔していただろう。
購入者はハードを買うのではなく、サービスを買うのです。優れたコンテンツがあり、さらにはハードウェアと統合されていなければならない。
私はひとつの企業のためだけでなく、より大きな使命感を持っている会社が好きです。私はアマゾンを地球上で最も顧客中心の会社にして、多くの組織のロールモデルになりたい。
我々は他者をマネしたビジネスには手を出しません。アマゾンは普通のやり方は絶対に採用しません。
アマゾンには原動力となる考え方があります。1つ目は「常に顧客中心に考える」こと。2つ目は「発明を続ける」こと。3つ目は「長期的な視野で考える」ことです。
この経営哲学は10年後も変わりません。将来どのようなビジネスをやっていくかを話すのは難しいですが、アマゾンはこの3つに基づいた企業であると自信を持って言えます。
私たちのビジョンのひとつは、「この世界で印刷されたすべての書籍、すべての言語で書かれた書籍を60秒でダウンロードできるようにする」ことです。
こんなに素晴らしく、こんなにクールなことはないはずです。
我々は市場シェアを自分たちで決めることはできないと常に思っています。最高の顧客経験を提供することに重点を置いてビジネスを展開するだけです。あとは顧客がアマゾンのシェアを決めます。アマゾンで買い物をするのか、それとも別のところでするのか。これは常に顧客が決めることです。
初めて何かをするときには、必ず授業料を払わなければならないのです。未経験でわからないことがあるから我々は学習する。学習期間は投資期間です。上手くできるようになったら、投下資本利益が向上し、その投資は利益を生むものに化けます。
顧客に対する執着も重要です。それは、競争相手ではなく、顧客を中心に戦略を考えると言うことです。競争相手の戦略を真似るのはアマゾン流ではありません。むしろ顧客にとって何が一番良いのかを考えて行動します。
私が影響を受けた経営者の一人はウォルト・ディズニーです。幼いころ、彼の伝記を本当によく読みました。もう一人がソニー創業者の盛田昭夫さんです。盛田さんはソニーの製品にとどまらず、日本の製品が高品質であると世界に伝えようという大きな使命感を持っていました。
私たちがやろうとしているのは、デバイスを消すことなんです。デバイスそのものがカッコイイとか機能が豊富とかではありません。まるで紙の本のように、作者の世界や物語に読書の中で没頭してしまうようにしたい。本の装丁、紙、インク、そういったものがすべて消えて没頭してしまう読書体験を実現したいと思っています。