マンガ『ウロボロス』
二人が追う男が身を置く巨大な組織、それは日本の警察機構! 読む者の心を揺さぶる本格ポリス・エンターテイメント!!
『ウロボロス』の名セリフ
段野竜哉:
ウロボロスって言うんだよ。二匹の蛇。
お互いの尻尾を噛んで輪っかになってんだろ。この形が「永遠」とか「無限」とか、あと「死と再生」とかを表しているんだと。
段野竜哉:
息を吐くのと同じペースで嘘をつくっていうのが今週の俺のポリシーだ。
石森警部:
警察っていうのは美味しい職業なんだよ。
身内が起こした事件にはあまあまで、いくらでも闇に葬ることができるし、どんな凶悪犯罪だって俺ら次第でなかったことになる。
俺らは特権階級なんだよ。
葵(被害者):
わかったんです私。幸せって自分の心の持ちようなんだって。
それに魚心あれば水心って言いますから、こっちが相手のことを大切にしてあげれば相手も自分を大切にしてくれるって意味です。
段野竜哉:
このご時世ヤクザにもインテリジェンスが必要だって。
でもなあ、俺たち極道の根っこにある顔はインテリジェンスなんかじゃねえ、バイオレンスだ。
田村:
普段全然とぼけてんのに、時々全然別人に見える時あるよね。
段野:
ちょっと気になっただけだ。俺達にとって何が大切なことかって。お前ん中でブレてないかってな。
段野竜哉:
相棒だって下手に気を許すな。いつ敵に回るか分かんねんだからな。
忍足:
泣きわめいてくれた方がこちらも楽しめる。それが我々ゼロの特権だ。
国家公安警察エリートとして社会秩序を守る大役に快感を覚えるね。
段野竜哉:
何がエリートだよ?ただの人殺しが表には出れず、称賛や評価もされない汚い仕事に快感を覚えるとは屈折した負け惜しみだろ。
段野竜哉:
ゼロってのは最初から存在しないってことだろ。使い捨てにされても構わないってか。同情するよ。
日比野美月:
ウロボロス、ギリシャ語で「王を飲み込むもの」って意味です。その形が表しているのは「英雄の循環」「死と再生」「想像と破壊」
副総監:
この世には知らない方がいいことがゴマンとある。そして、知らなくても生きていくことが出来る。
段野竜哉:
どんな生い立ちだろうが、ヤクザもんになっちまった言い訳にはなりませんよ蝶野さん。それは偏見ってやつだ。
段野竜哉:
俺は俺のやり方で幕を引く。けどよ、あいつのことは守ってやって欲しい。
竜崎イクオ:
僕らは、自分たちがやってきたことが正義だなんて思ってない。20年間、人の道を外れて生きてきた。
結子先生からだって叱らられるに決まってる。
本当は別の生き方をした方が良かったってことも知ってる。きっと、それを選ぶことも出来たかもしれないって。
それでも、それでもこっちを選んだんだ。だから僕は、あんたをここで裁く!