【ノーベル賞候補】村上春樹の語録・格言・名言集

村上春樹(むらかみ はるき)

孤独好きな性格を守るのに、誰にも迷惑をかけてないはずだという論理逃げである。

孤独は闘い取るものだ。闘い取られていない孤独は、いつか人の心を蝕む。

 

人生で一番きついのは、心ならずも誰かを傷つけてしまうことであって、自分が傷つくことではありません。

 

ものごとがあまりに完全だと、そのあとに決まって反動がやってくる。それが世のならいだ。

 

制度は自己増殖してわたしたちを殺すようになったり、わたしたちに他人を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる。

 

自分に同情するな。自分に同情するのは、下劣な人間のやることだ。

 

人間には欲望とプライドの中間点のようなものが必ずある。全ての物体に重心があるようにね。

 

僕らはとても不完全な存在だし、何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。

不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。

 

誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ。

だから恋をしている相手について考えると、多少の差こそあれ、いつも哀しい気持ちになる。

 

僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。

時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。

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